2008年3月5日水曜日

審美歯科の治療内容(インプラント)

歯の根元より抜けてしまっている部分に新しい歯を植えつける治療法を「インプラント」といいます。

「インプラント」とは、{植えつける}という意味ですが、歯科では人工歯根のことをいいます。

一般的には、失ってしまった歯の歯ぐきの骨に人工歯根を植え込んで、 それを土台に、上に人工の歯を取りつける治療法のことをいいます。

「インプラント」といっても、人工歯根に使う材料や治療の方法にはいろいろなものがありますが、 現在、世界中で最も注目され、信頼性のあるものが、「ブローネマルクシステム・インプラント」です。

これは、約30年ほど前に、スウェーデンのイェテボリ大学の整形外科医であるブローネマルク教授が開発した治療法です。「ブローネマルクシステム・インプラント」では、純チタンを人工歯根に使い、直接顎の骨に結合します。
ブローネマルク教授は、チタンが、ある一定の条件で人間の骨に入れられた場合、拒否反応がまったく起こならないばかりでなく、 チタンの表面を覆っている酸素の膜を通して強い結合が生まれる事実を発見しました。

現在、欧米の先進国諸国を中心に、25万人以上の人たちが100万本以上の「インプラント」治療を受けています。
また、「インプラント」は、世界中で最も厳しいといわれるアメリカ歯科医師会器材評議会の正式承認を受けており、 日本でも、高度先進医療システムとして、厚生省が特別に認めています。

インプラントは審美歯科での代表的な治療の一種でもあり、従来の差し歯と違い固定する金具などがなく、自然な歯に見えることや違和感が無いことから、見た目を気にされる方などに人気を集めてる方法です。

2008年3月2日日曜日

審美歯科とは

美しさに焦点を当てた総合的な歯科医療分野のことをさします。
歯には機能的な側面と、審美的な側面があり、ともに健康に関しては重要な要素です。
ただ、現状の健康保険制度での治療は機能的な歯科治療に偏重しがちであり、審美歯科的な治療を行うには限界があります。

歯の悩みというと、歯周病や虫歯といったことをすぐに思い浮かべると思いますが、歯並びや綺麗で白い歯を持つかどうかで人の印象というのは大きく変わってきます。

健康的な歯は他人の印象や本人の自身にもつながります。健康保険制度での治療だけでなく、積極的に美しい歯を手に入れようという動きが審美歯科です。

審美歯科を専門にしてる医院では1本の歯のことだけでなく口元の全体のバランスを考えた治療をアドバイスしてくれます。

虫歯がなくても、歯の色や口元の美しさについて相談できるのが審美歯科です。

ホワイトニングの種類「ホームホワイトニング」

ホワイトニングには歯科医院内で行う「オフィスホワイトニング」と、自宅で行う「ホームホワイトニング」、その中間の「アシステッドホワイトニング」、神経のない歯に対して行う「ウォーキングブリーチ」などがあります。

ホームホワイトニングとは、毎日継続する必要があるので、几帳面に続けられる方のホワイトニングです。
特徴としては、歯科医師の指導のもと、自宅にて施行する方法です。
1日2時間程度でも大丈夫ですが、高い効果を望む方には睡眠時中に8時間行う方法があります。

長所としては、
・ホームホワイトニングは歯髄にダメージを与えません。
・オフィスホワイトニングと違い、ホワイトニング効果が長期間持続することです。

逆に短所としては、
・効果を得るまでに、ある程度の期間が必要になってきます。
もちろんその期間は、もともとの歯の状態など、個人によって変わってきます。
ほとんどの場合、3種類のホームホワイトニング剤を使用する方法で、
最初は低濃度のものから始めます。
特にしみたりしない時には次の濃度に移行します。
約半数の方はもっとも濃度の高いホワイトニング剤の使用が可能になってきます。
できるだけ高濃度のホワイトニング剤を使用できる方は効果も早く出ますし、
期間も短くてすむということになります。
ほとんどの方は約1ヶ月のホワイトニング剤の使用でいい結果が出せます。

2008年3月1日土曜日

ホワイトニングの種類「オフィスホワイトニング」

ホワイトニングには歯科医院内で行う「オフィスホワイトニング」と、自宅で行う「ホームホワイトニング」、その中間の「アシステッドホワイトニング」、神経のない歯に対して行う「ウォーキングブリーチ」などがあります。

オフィスホワイトニングは忙しい方、面倒くさがりの方、3日坊主の方向けのもので、
ほとんどの場合が1日で終ります。
ただし、歯の持っている色調にはいろいろなタイプがあります。
そのため、その色調により効果の出にくい場合もあれば、一目で歯が白くなったとわかる場合などさまざまです。
ほとんどの場合、2週間間隔で3回オフィスホワイトニングを行うと目的の歯の白さまで到達できます。

長所として、
・その場で直ぐに効果が表れます。
・その日の内に処置を行います。診察を含めると、処置時間は約1時間程です。
・オフィスホワイトニングは歯髄にダメージを与えません。

逆に短所としては、
・再着色という現象が起こります。
オフィスホワイトニング後数日でわずかに再着色します。
ですから、オフィスホワイトニングを3回行うことでとよい結果が出る場合がほとんどです。
もちろん歯の白さにはそれぞれの方の目的とする白さがありますから、
事前に、歯科医師と話しあって行っていくことが必要です。
また、数ヶ月すると再着色が起こりますので、タッチアップといってその再着色した分を再度ホワイトニングする必要があります。

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、審美歯科の一分野であり、広義の意味では「歯を白くすること」全てを指します。

歯のクリーニング(PMTC)から始まり、ブリーチング、マニキュア、ダイレクトボンディング、ラミネートベニヤ、セラミッククラウンまで、全てをホワイトニングということができます。

現在一般に使用されているホワイトニングはブリーチングのことを指すことが多い。

歯のホワイトニングは、まずホワイトニング剤を歯に塗り、光やプラズマ、レーザーなどを当てて、ホワイトニングの薬剤を活性化させます。
すると、活性化した薬剤が歯の着色部分を分解し無色化されることによって、歯が明るくなって白く見えるようになる。という仕組みです。